君と筆とギターと猫と。

仕事の関係で宮古島生活スタート。ブログはじめます。どうぞよろしくお願いします。

ちょっとはっきり言ってみる。

 

ブログ43日目と44日目をくっつける。

 

 

昨日はブログ書くの忘れた。

 

 

昨日寝る前にインスタ見ていたら、ちょっと気持ち悪い投稿を見つけた。

 

 

俺は書道関係の人たちをフォローしているからか、検索のオススメのところに書道のものがたくさん出るんだけど、その中にすんごい遅い運筆(まるで看板描きかぬり絵のように)で過剰にハネや払いをゆらゆらと書いている人がいた。(筆ペンで)

 

 

創作活動だから、正解も不正解もないとは思うけど、正直個人的にはこういう書は嫌いだ。

 

線が生きていないし、派手にやりすぎて下品に感じる。

 

 

さらに、隷書風な字を書いてのコメントに、「隷書は書いていて楽しいから好きな書体」です。と書いていたが、俺の知る限りの隷書のセオリーを全く無視した筆遣いや字形になっていた。

 

一文字書くのに1分以上かかるとも書いていた。信じられないぐらい遅い。隷書が生まれた変遷で考えても、隷書を書くスピードとして、ありえない。

 

 

そんな人の投稿だが、ついたいいね!の数はかなり多かった。それに寄せられたコメントも、この人を褒め称えるものばかりだった。

 

 

その中に「お手本を書いてほしいです!」とお願いをするコメントがあったが、それに対して「書で食べているので、そういうことになると揮毫料が発生します」との返事。

 

 

え?

 

 

いやいやいや、各書体の基本もできていないのに…なんというか、なんでそんなことが言えるのだろうか…

 

 

俺自身のことは別に置いておいて、世の中には書においてめちゃくちゃ実力があって上手な人がたくさんいるのに、なぜ下手な人が注目され、それで生活ができているのか、不思議でたまらない。

 

 

書のことをよく知らない一般の人たちを騙しているようにしか思えない。

 

 

めちゃくちゃにやっていることをいかにも本物のように見せるのはやめてほしい。

 

 

 

 

真面目に臨書をしている人もたくさんいる。

 

 

本当に実力のある人たちにもっと注目してほしい。

 

 

 

インスタグラム、実力のない人が実力のあるような見せかけで活躍していることが多い。

 

 

騙されてはいけない。

 

 

 

 

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