君と筆とギターと猫と。

仕事の関係で宮古島生活スタート。ブログはじめます。どうぞよろしくお願いします。

ふたご

 

ブログ61日目。

 

 


今日は藤崎彩織『ふたご』を読み終えた。

 

 

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昨日図書館で借りて、2日で読めた。

 

 

それぐらい魅力的な内容と読みやすい文章だった。そして、少しずつ自分の本を読むペースが上がってきているように感じる。嬉しい楽しい、嬉しい。

 

 

直木賞候補に入った、セカオワのメンバーが書いた小説」という情報だけ知っていて、あとは予備知識なしで読んだ。

 

 

ふたご…本当の双子ではなく、お互いをふたごのように思い合っている?夏子さんと月島くんのお話。

 

いつも一緒にいて、月島のマイペースにどんどん巻き込まれていく夏子さん。月島のことを煙たがることも多々あるが、切り離したことに後悔し、結局は人生をかけて支えていくようになる。

 

 

 

前半、おいおい月島くん大丈夫か?ぐらっぐらになっていくね…という感じ。

 

 

後半、え?月島がバンド結成?しかも死ぬ気でやっていく?ん、メンバー構成なんかセカオワに似ている気が…

 

DJも最後に入れるね。。

 

 

え、これって自伝?

 

 

 

読み終えたあと、どうしても気になったのでいろいろ調べてみた。そしてセカオワウィキペディアにバンド結成の経歴があったので見てみると、さっき本で読んだ内容と酷似している箇所が多々あり…。

 

 

ウィキペディアに載っているということは、ファンからしたら常識的なバンドの歴史と、本の内容がほぼ一致していた。

 


なるほど、この本はサオリとフカセの思い出、そしてSEKAI NO OWARIがデビューするまでのサクセスストーリーだったのね!という感想に落ち着いた。

 

 

 

ただ、バンドをしている人には特にオススメしたいと思った。

 

 

バンドとは何か?バンドメンバーとは何か?曲作りとは何か?その苦しみ苦しみ楽しみがリアルに描かれていた。

 

 

夏子が「必死」に歌詞を書き続けるシーンが特に印象に残った。

 

 

そして、後書きも印象的だった。

 


僕もいつか小説書いてみたいと思った。