説得力の裏側にあるもの
こんばんは、ともひろです。
現在、僕の初の書道作品展が開催なうでありますが、そんな中、本日「たのしい書道講座」と銘打ってワークショップを行いました。
昨日で無事に定員も達成しまして、僕としても張り切ってハリキッテ資料や道具を準備して臨みました。
今日のワークショップテーマは「書き初め」ということで、少し縦長の紙に書いてもらいました。
書体は楷書に限定し、前半は楷書についての基礎知識、基本的な技術の練習をしました。
その時に参考にした資料がこちら
僕の尊敬する西川寧先生が編集されたテキストで、書道を志す者は必ず読むであろうバイブル的な本です。
西川先生の文章は非常にわかりやすく、読んでいると今すぐに筆を持って書いてみたくなるほどです。
人に何かを教える時、自分の考えや意見だけで説明するのは少し説得力に欠けると僕は思うのです。
僕なんか、自分自身が勉強をしている立場だからこそ、このような資料を参考にして説明したほうが説得力がでるのだと思うのです。
そんなこんなで参加者の皆様に説明をして、実際に書いてもらいました。
まずは墨をする経験をしてもらい
次に基礎的な練習
みなさん自然に上手に書けていて、とても驚きました。
4名の定員だったので、一人一人じっくり見ることができました。
そして、お手本を見ての書き初めへ
中には小さい頃に習字を習っていた方もいたので、お手本を書くのは少し緊張しましたよ。
そして最後には、お客様自身の言葉で書き初めをしてもらいました。
みなさんそれぞれ書き方に個性が出ていて、見ていてとても新鮮だったし、アドバイスを個別にどうしようか考えることができたので、勉強になりました。
ワークショップの最後には、みやんちからのお土産と、今日使用した筆をプレゼントさせていただきました。
みなさん喜んでいただけたようで、僕もホッとしました。
ホッ。
今日のワークショップで、少しでも書道について興味や楽しみを持っていただけたのなら、幸いです。
また、ワークショップ中に僕の身内や嫁さんの両親が遊びに来てくれて、それも本当に嬉しかった。
家族には、心から感謝です。
来週の日曜もワークショップをします。
来週のテーマは「お名前講座」
参加してもらうお客様のお名前を、筆ペンで綺麗に書けることを目指します。
頑張るぞーーーー